艶について
大牟田市のお客様より艶についての質問を受けました。
塗装を行う際に、色を選びますが艶は控えめが良いが艶をなくすと塗料の持ちに問題はありますか?と言う質問になります。
今日はこの質問に対して艶についてのお話をしようと思います。
今回のお客様のように色選びの際、艶を気にされる方がたくさんおられます。
同じ色を選んでも艶ありか艶なしによって色の見え方も変わります。
艶ありの場合は家を朝見るのと、昼や夜のように見る時間帯によって太陽が当たる向きも変わり、反射率も変わるので時間帯で見え方が全く違います。
艶なしの場合は反射しにくいため、時間帯での見え方の違いはあまりありません。
しかし、この艶が撥水性を出している部分もありますので艶のあり、なしでは撥水性や汚れのつき方が艶なしの方が若干ではありますが弱くはなります。
ただ、これも材料によりけりです。
材料も通常は全艶のものになり艶を落とすため艶消し材を添加するものであればより、耐候性も弱くはなります。
艶もなしではなく材料により、全艶、7分、5分、3分、などの艶の段階があります。
どうしても艶の苦手な方は全くなしではなく、艶を落とす方で考えるのも良いかと思います。
これは、通常の塗料が艶ありの場合になります。
現場調査の際やお問い合わせ時に要望を伝える機会があれば、はじめに艶をひかえたいと伝えると艶の少ない材料もご提案できますのでお伝えください。
艶なしのいいところは見た目もシックになり落ち着いた仕上がりに見えること、経年劣化をした際に艶ありの場合は艶引きがあり、日の当たる面と当たらない面で艶の残り方が変わるため見栄えが悪くなってしまうが、艶消しの場合は艶ムラなどがないため綺麗にはなります。
しかし、艶なしの場合は汚れが付着しやすいため、コケやカビなどが付着しやすく汚れは目立ってしまいます。
このように艶のあり、なしではそれぞれのメリットとデメリットはありますが艶がないからといって耐久性が何年も縮まるものではありません。
※厳密に言うと多少の差はでてきます。
ただ、艶が嫌いな方に年数だけを見て艶ありをされてもまずは仕上がりに満足しないとモヤモヤが残ってしまうのでお家の方の直感とイメージを持って決めて良いと思います。
その際、他にも要望など今後の計画等を職人さんに伝えると他にも良い方法がないか?などいろんな考えを絞り出します。
どんなことでもまず、一度プロに相談してしてください。



