塗装のながれ⑥ 中塗り
次は中塗りの作業になります。
中塗りにもいくつか注意点があります。
今日は中塗りについてお話をしようと思います。
中塗りの第一の目的は厚み付けです。
塗装は下塗り、中塗り、上塗りとありますが目的がそれぞれあります。
中塗りの厚み付けとは塗膜で紫外線や撥水など耐久性を出して行きます。
使う材料にもよりますが大半が中塗り、上塗りは同じ材料の同じ色を塗るケースが多いです。
この中塗りには、専用の中塗り材があるものもあります。
他にもあえて中塗りと上塗りの色を変えて塗り漏れや塗り忘れを防ぐやり方もあります。
こちらは業者によってやり方は違いますがヴィンテージハウスでは色は変えません。
理由は基本、現場は1人の職長で作業を行うため自分でどこまで塗ったのかを把握できるからです。
大規模や人数を入れて作業する場合は色を変えることもありますが中塗りと上塗りを色変えをすると中塗りの色が透けてしまうとまではありませんが仕上がりは同じ色2回の方が綺麗に染まりますし、年数が経ち劣化した場合の変色も色を変えてしまうとより激しく出てしまうからです。
これは業者ごとのやり方や職人にもよって好みが変わります。
余談ですが、個人的には職人目線で中塗りの材料によりますがほぼ無希釈、もしくは希釈率も少なくしっかりと厚みをつけることで時間はかかりますがしっかりと色を入れ込むので上塗りの時に少し楽になります。
私自信、色んなやり方を試しましたが、中塗りで色を入れてしまった方が仕上がりも良く、最後の手直しも少なくなるためトータルの日数で見ても手直しを考えると良いかと思います。
※あくまでも個人的な意見です。やり方はさまざまです。
やり方は今お話ししましたが材料にも中塗りと上塗りが変わるものがあります。
これは、材料代を浮かせる目的と密着性を考えた2パターンあります。
材料メーカーも自分たちの材料を悪くは言わないのではっきりとは言えませんが主材(中塗り、上塗り)を同じで塗ると1缶あたり金額の高いものだとより材料費が高くなるためメーカーも中塗り材といっても成分を変えた専用中塗り材を作ることで業者のコストダウンを目的としている材料もあります。
専用の中塗り材を見越しての対応年数になるので中塗りが専用だから持たない訳ではないので安心してください。
塗装についていろんな工程をお話ししていますが全てに目的があるのでこの目的などを含めて引き続きお話ししていこうと思います。



