作業風景 6 -軒天塗装-
本日は前回に引き続き、大牟田市で行っている塗装工事の作業風景と合わせて工程の内容をお伝えします。
初めに足場の組み立てから始まり、洗浄、下地処理、養生のご説明を今回の現場でお話ししておりますが本日の作業は軒天の塗装です。
塗装工事が始まり、ここにきてようやくペンキを使った作業となります。
塗装と言うとペンキで塗る作業をイメージされるかと思いますが意外と塗料を使うまでに時間と手間がかかります。
下準備が終わってようやく塗装です。
そしてまず初めは軒天です。
軒天とは天井裏の部分となり、多くの家では壁材とは別でケイカル板を使用している家が多いです。
軒天に使用している材質によって塗料を判断しております。
和風の家ですと木を使用していることもあります。
木の場合はキシラデコール(防腐剤)で行うことが多いです。
木にペンキを塗ってしまうと木目が消えてしまうため木目を残すために防腐剤を使用します。
他にも外壁の材料で軒天まで巻き込んでいることもあります。
その場合は外壁と同じ仕様で工程を行います。
施主様のご要望により色分けは可能です。
そして、1番多いケイカル板です。
通常の外壁用の塗料を使用すると後々膨れや剥がれが出やすくなります。
軒天はお家の構造上、湿気が溜まりやすい部分となります。
家の壁に使用すると塗料は主に撥水性の高い塗料のため、雨水などを弾いてくれます。
しかし反対に塗膜で膜を張っているため中に入っている湿気が逃げにくくなります。
そのため軒天に湿気が溜まると逃げ場がなくなりどうにか出ようとするため膨れや剥がれにつながります。
さらにケイカル板は水を吸い込みやすいため板自体にも湿気を含んでいるケースが多いです。
そのため、ケイカル板を使用している軒天に関しては軒天専用のカチオン樹脂系の塗料となります。
大手塗料メーカーでいうと日本ペイントにケンエースGⅡなどがあります。
こちらは表面に膜を張らないため艶はありません。
このように材質により使う塗料も異なります。
そして軒天の塗装で注意する点は飛散です。
軒天に限らずですが軒の場合は真下にボトボト落ちるのと散る2パターンあります。
そのため養生がすごく大切となります。
時間をかけて養生する理由が早速出てくると言うわけです。
今回は軒天についてお話ししましたが引き続き作業工程と進捗状況をお伝えしていきます。
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