塗装のながれ③ 養生作業

昨日は工事の流れで下地処理、下地補修についてお話をしました。
続いての作業は養生を行なっていきます。
この養生は仕上がりに直結してくる部分にもなるのでこれまたすごく大切な作業となります。

養生作業は細かくて難しいですが養生を剥いでいくと綺麗にラインが出てくるので見ていても気持ちいいです。

では、養生について今日はお話をしていこうと思います。
養生作業とは、塗料のついてはいけない、窓や玄関、エコキュートなどにマスカーやマスキングテープなどで覆い、汚れないようにしていく作業です。
この作業にも各職人はこだわりが出てきます。
私、個人的な意見としてはこの養生がしっかりとしていて工事終盤の手直しが少ない職人ほどすごく丁寧な仕事と綺麗な仕上がりをしている方が多い印象です。
これはあくまでも個人的な意見です。
職人ごとに最後の手直しで収める職人もいるのでどちらが正解ということはないです。
養生にも場所によってテープの張り方や作業効率を考え剥ぎ取りの順番に合わせた向きに張っていくなど様々なポイントがありますので一言に養生と言っても奥が深い作業です。
他にもライン出しと言って色分けや塗り分け箇所にマスキングテープを張り、色分けを綺麗にまっすぐ出すやり方もあります。
これは言葉で説明をするのは難しいですが、テープを張ってそのまま色を入れていくと、いくらテープを抑えても隙間ができてしまうため、塗料が漏れ込み、ラインにガタつきが出てしまいます。
このガタつきをなくし、綺麗にラインを出すためにはテープを張った上からさらに下の色をもう一度、テープの上から塗り隙間を下の色で埋めてしまいます。
その上から上の色を塗ると漏れ込みもなく綺麗にラインがまっすぐ出るため少しの手間と乾燥時間は空きますがバチっと仕上がります。
ただし、色分け等はこの凹凸加減の深さにもよりラインが出せる場所と出せない場所があるので、色分けをお考えの方は職人さんに色分けをするときどこが綺麗にラインが取れるかなどを聞くと良いかと思います。
今回お話ししたやり方の他にもいろんな技術がありますが文字や言葉で説明するのは難しい部分です。お客様の要望に合った工法で行いますので一度、どのようにしたいかなどを相談してください。
相談いただいた内容でベストを尽くす作業を行います。
工事の流れなどを説明していますがあくまでもヴィンテージハウスのやり方になります。
どの職人もそれぞれやり方に違いはありますが目的は「長持ち」「綺麗さ」と同じかと思います。
私自身もいろんな職長に教わりましたがその中でも、より綺麗に仕上がるやり方の良いところを学んでいろんな職長のいいところ取りで仕上がりを考えています。

今回の養生作業についてですが冒頭でも伝えた通り、目的は汚さない、綺麗なラインを取るというのがざっくりとした養生の目的となります。
狭い箇所で体が入らないやテープが張れない箇所に関してはフリーハンドでラインを出していく場合もあります。
この細かく、口頭で説明できないものに関してはぜひ、一度ショールームに来られてください。
実際にどのような作業でどのようなやり方かをその場でお見せします。
ショールームは福岡県大牟田市大正町6-1-9にあります。
少し遠い方でも来ていただいたら遠くても来てよかったと思っていただけるように全力でお伝えさせていただきます。